簿記2級

以前受けた日商簿記3級は簡単だったので、ここからが実用的と言われる日商簿記2級も受けてみることにしました。

受験1回目

簿記2級は、3級の時の商業簿記に加え工業簿記も入り単純に考えて勉強量が倍になるので、3級の時の倍の勉強をしようと思っていました。

まず、3級の時は学習サイトを使って勉強していたので2級用の学習サイトを探したのですが、残念ながら見つからず、テキストを買うことに。

3級の時はテキストに書いてあることが分からなかったけど基礎が多少なりとも分かってきた今なら理解できるだろうと、3級の時にも買ったTAC出版のテキストと問題集です。

ここまでが試験2ヶ月前の話。

さて、買ったし勉強しようと思いながら、なんだかんだ勉強する気が起こらないままいつの間にか3週間前に。

それ以降は、いい加減やらないと思い何とかやるものの、ペースは2日に1回30分程度。テキスト2冊を一通り読み終わったのは、なんと試験3日前。

結局、1回ネットにあった模擬試験を解き、ぼろぼろの点数のまま試験場へ…

3級の時は女性の方が多かったですが、今回は5分か男性がちょっと多いくらい。空席が目立っていたのには驚きました。

3級では1時間で解き終わっていたが、今回は試験時間の2時間を丸々使っても解き終わらず、結果は当然ながら不合格。点数は問1から各20点満点でそれぞれ、8, 12, 4, 4, 20で合計48点。70点以上で合格なので、22点も足りない…

受験2回目

次の第149回の試験からは試験範囲が広がるので、今回の試験で絶対受かろうと1ヶ月前から勉強を始めようと思っているうちに3週間前に。

商業簿記、工業簿記のテキストをそれぞれ1週間で最低1周、最後の1週間は問題演習をしようと計画しました。

問題演習は、やはり実践形式が一番だが最近試験範囲が変更されているということもあって、過去問ではなく予想問題集を買いました。

この予想問題集は今回の試験用の私が使用したものなので、自分が受ける回の問題集を購入するべきです。また予想問題集はもちろん、テキストも試験範囲の変更などで改定されることがあるのでちゃんと最新のものかチェックして購入した方が良いです。

さて、最低テキストを1周と計画したものの、予想通りテキスト1周するのが精一杯でした。加えて、試験直前1週間は仕事が忙しくあまり勉強時間が取れず、何とか予想問題集にある予想問題4回分は解くことができたものの、勉強できない日もありました。

しかし予想問題集の学習効果は抜群で、解き方や抜けを確認できるうえに4回分あるので全体を網羅することができる。

そんなこんなで試験日。予想問題集を解いた結果はどれも合計30点前後と散々だったので不安だったが、解き直して解き方や抜けを確認したので大丈夫だと信じて試験開始。

1回目の時は試験時間中に解き終わらなかったが、今回は1時間ちょいで解き終わったので拍子抜け。

結果は、合格。点数は問1から各20点満点でそれぞれ、12, 14, 4, 20, 20で合計70点の合格ラインギリギリ。

ギリギリで合格しようと思うなら、やっぱり簡単で点数の取りやすい工業簿記を確実に取り、問1, 2でどれだけ取れるかと言う感じでしょうか。まあ、もっとちゃんと勉強して余裕で合格するのが一番だけれど。