G検定
会社で評価面談の際に頑張ってるアピールするために、会社の推奨資格の中で簡単そうだったので取ることにしました。
G検定
日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施しているディープラーニングに関する知識について問う検定で、JDLA Deep Learning for GENERALという名称も使われています。
年3回、3,7,11月に実施されており、120分で220問程度の多肢選択式問題を解きます。
220問程度とあるように、毎回220問というわけではありません。受付完了時のメールにその回の設問数が記載されており、私が受験した回は191問でした。
オンライン受験のためどこでも受験することができ、試験中にネットでの検索や参考書の閲覧が可能な試験となっています。
受験費用は13,200円(学生は5,500円)ですが、2年以内の再受験だと半額になったり、指定されている講習を受けると割引されたりします。
合格基準は示されておらず、一般的に7割程度ではないかと言われています。
合格率は65%程度。
勉強
G検定に合格している友人にG検定の難易度を聞いたところノー勉でも受かるとのことでしたが、さすがに1万円以上払っている試験をノー勉で挑んで万が一落ちたら目も当てられないので、最低限参考書を1周することにしました。
参考書として、いわゆる黒本として有名な徹底攻略ディープラーニングG検定ジェネラリスト問題集を使用しました。
参考書と言っていますが、本のタイトルの通り問題集です。
本当は1日前から始めようと思ったのですが、試験日が土曜日で6時間の勉強時間を確保するとなると1日前では足りなそうだったので。
なんだかんだあり実際は4時間ほどしか勉強できず、黒本も1周すらすることはできませんでした。
試験
上述したように、試験中にネットでの検索や参考書の閲覧が可能な試験となっており、試験中に検索しやすいようG検定で出る内容がまとまったサイトなどが多数あります。
先ほどの問題集も、Kindle等の電子書籍やPDFを購入して試験中に検索しやすいよう準備しておくことを推奨している人もいます。
私は、一応G検定で出る内容がまとまったサイトを1つ開いておきました。
試験は13時開始となっていますが、12時50分から開始できるようになっています。
13時になったら待機画面から問題に切り替わると思っていたので少し驚きました。
実際に解いていくと、いかに勉強したかではなくいかに素早くGoogle検索して内容を理解できるかの試験だと感じました。
問題集で勉強した内容や開いておいたサイトに書いてある内容も確かにあるのですが、そうではない内容も多く、かなりの数をGoogle検索しました。
また、個人情報保護や著作権等の法律の問題も多く出題され、ディープラーニングという技術のみを注目しがちだけれど、ディープラーニングを使用する実社会も意識する必要があるのだなと認識させられました。
そうこうしているうちに、なんとか試験時間内に全問解き終わることができました。
G検定は220問程度と問題数が多いのですが、同じ内容の問題が複数回出題されていたりと問題の水増し感が気になりました。
そんなことをするくらいなら試験時間も問題数も少なくしてほしかったです。かなり疲れました。
結果は合格です。