毒物劇物取扱者試験

せっかく危険物取扱者を取っているのだから、同じような毒物劇物取扱者も取ろうかなと思いノリと勢いで申し込みをしました。

毒物劇物取扱者試験

毒物や劇物を取り扱う製造所や販売所などには毒物劇物取扱責任者を置かなければならず、その責任者には薬剤師か指定された学校で応用化学系を学んだ者。または毒物劇物取扱者試験に合格した者がなれます。

毒物劇物取扱者試験は、一般と農業用と特定品目の3種類があり、農業用と特定品目はそれぞれ指定された毒物劇物のみを扱う販売所などでのみ責任者になれ、一般はその制限がありません。今回私は一般を受けました。

毒物劇物取扱者試験は全国共通の試験日や問題ではなくそれぞれの都道府県で年1回行われ、試験日や問題はおろか問題数や果ては受験料まで異なります。

と言っても、さすがに受験料は多少違うとはいえ1万円強なのは同じです。

ただ、問題内容や難易度は全く異なるので、勉強を始める前に確認しておくべきです。申し込み前に各都道府県で見比べて、自分が一番取りやすいと思う都道府県で受けるのも良いと思います。私はノリと勢いで申し込んだので、都道府県で問題がこんなに異なるとは知りませんでしたが...

こんなに問題内容や難易度が違うのに全国共通の資格として良いのかと思わなくもないですが、合格基準も違うようですし、よく考えたら都道府県ごとや受験日によって難易度が異なる国家資格に心当たりがあるので、良いのでしょう。

勉強

前述の通り都道府県ごとに試験内容が異なるので、この話は私が受けた都道府県では使えるというだけで、恐らく他の都道府県では役に立たないので話半分に読んでください。

私は、とりあえず参考書をと思い本屋さんで何冊か見比べた結果、この本を買いました。

完全攻略! ここが出る! 毒物劇物取扱者試験テキスト&問題集

完全攻略! ここが出る! 毒物劇物取扱者試験テキスト&問題集

この本はそれぞれの毒物劇物ごとの他にも、頻出の毒性や貯蔵方法でまとめられており、また、赤との二色刷りで視覚的にも分かりやすかったです。

よく下記の本が勧められていたり使ったという話を見ますが、私にとってはごちゃごちゃしていて分かりづらかったです。

毒物劇物取扱者合格教本

毒物劇物取扱者合格教本

まあどっちにしろ、一度自分で本屋に行っていくつか見比べてみて自分が分かりやすい本を買うべきですね。

さて勉強ですが、本の厚さに圧倒され勉強しなくちゃと思いつつも色々忙しく、結局5日前から始めました。

勉強を始めるにあたって本をパラっと見て分かったのは、勉強しなくちゃならない部分はかなり少ないということです。

試験は大きく分けて、法規、基礎化学、毒物劇物があります。正確には筆記で法規、基礎化学、毒物劇物の性質、実地で毒物劇物の取扱いという4分類なのですが、実地と言っても試験時間中に筆記と同じようにマークで、内容も筆記の毒物劇物の性質と同じようなものなので勉強する際の区分としては3つで大丈夫です。

法規は、量が少ないので一読か二読して、後は過去問をやって間違ったところを確認していくので良いと思います。

基礎化学は、私は大学受験の時に勉強したことをまだ覚えていたので勉強しませんでした。ただ、本当に基本的なことしか出ないので忘れてしまっていても心配はいらないと思います。

毒物劇物の取扱いですが、私は、毒物劇物ごとに毒物や貯蔵法を覚えようとすると参考書では50ページ弱あり結局試験に出ないのに覚えなくちゃならない無駄な部分が大量にあり効率が良くないので、毒物や貯蔵法ごとにまとめてあるページのみを覚えることにしました。

このまとめてあるページは、毒物や貯蔵法それぞれの項目で頻出の毒物劇物がまとめられているので12ページで済み、毒物劇物と性質が一対他ではなく一対一なので覚えやすかったです。さらに、この12ページは30分かからず1周できるので、この1周やったらみたいにダラダラしないで済みます。と言っても、5分も経たずに集中力が切れてしまう私なのでそう上手くはいきませんでしたが...

法規は最初の1日だけ、基礎化学は勉強しませんでしたが、毒物劇物だけは5日間毎日2周はしました。

過去問は都道府県のHPに過去問が3年分あったので、3日前から1日1年ずつやりました。過去問から似た問題はもちろん、全く同じ問題もよく出るので絶対にやった方が良いと思います。

勉強時間としては、1日に過去問を解く時間も含めて2時間程度です。なので、試験前の5日間と試験当日も含め計12時間程度でしょうか。

試験

試験時間は2時間でしたが、20分で解き終わり、見直しをして40分で帰りました。

解き終わったと言っても、やはり毒物劇物では覚えていない知らないことも多かったです。しかし、毒物劇物の良いところは、知らないものでも名前からある程度予測がつけられるということです。

例えばクロロなんちゃらというものならClが入っていることは明らかで、Cl系が入っている他のものと性質も似ていることが多いので、知っているCl系のものと似ている選択肢を選べばいいのです。

結果は合格です。

ノリと勢いで申し込んで参考書の厚さを見た時はどうしようかとも思いましたが、1万円を無駄にせずに済んで良かったです。

また開示結果は、法規と基礎化学が満点。毒物劇物の性質と実地が各9割と予想外の高得点で驚きました。

難易度としては、覚えなければならない毒物劇物の量が多いとはいえ法規を覚える量がその分少ないので、乙4(危険物取扱者乙種第4類)と同程度でしょうか。