第二種運転免許 学科

受験資格

普通免許を取得して3年以上‼

実際にはこれ以外にも受けられる条件はあるのだが、9割9分の人は上記の事を知っていれば十分でしょう。

なぜこれを一番最初に書いたか。それは、私がこの条件をすっかり忘れていて、受ける気満々だったのに受けられなかったからです。

本当は、去年の夏に大特を取得してすぐ大特二種を受験したかったのですが、大特を取得していざ二種をと思って二種について調べていると、なんと、受験資格を満たしていないではありませんか。なんという不覚。

みなさんはこんなことにならないようにしてください...

二種

運転免許には一種と二種があり、一般的に言う普通免許とは、普通一種の事です。

二種は、お金をもらって車に人を乗せて運転する際に必要となります。車の持ち主がお酒を飲んだりしていて運転できない代わりに、お金をもらって代行運転する際にも必要となります。

ただ友達を乗せるだけや、無料送迎の際には必要ありません。一種で十分です。

学科

二種を初めて取る場合はまた学科を受けないといけません。しかも、一種の時の内容に加えて旅客に関する問題も多く(20問程度。標識問題とイラスト問題を除いた文章題の約3割に相当)出されるため、一種の時の知識だけでは合格できないので勉強しなければなりません(そもそも、多くは常識とは言え3年前にした試験勉強の内容を覚えていて、無勉強で合格点である90点以上を取ることができる人はかなり少ないとは思いますが)。

二種固有の問題は一種の時に使った教本や問題集にはもちろん載ってないので、二種用の参考書を買うことにしました。

赤シート対応 1回で合格!第二種免許完全攻略問題集

赤シート対応 1回で合格!第二種免許完全攻略問題集

この本を選んだ理由は、新宿で一番大きいと言っても過言ではない本屋なのに二種の学科用で置いてあった唯一の本だったからなんですが、よくまとまっていて模擬テストも5回分入っているうえに安いとても良い参考書なので、お勧めです。

勉強時間

勉強しないととは言ったものの、問題の大半は常識で一種の時は教本一読しただけで効果測定も仮免学科も受かり、本免学科も受かる気満々で受けて一度で受かっているので、余裕こいていたら気が付いた時には受けようと思っていた日の前日になっていました。

とりあえず参考書を一読し、二種特有の問題や忘れていた細かいことを確認。どのページもイラストを多く使って説明しているので、一読するのは1,2時間程度でできます。

模擬テストを解いてみると、87点で不合格。これはやばいと焦るもののまた参考書を一から読み直すやる気もなく、問題を解いては答え合わせをして解説を読むことを繰り返すことに。

結局計4個の模擬テストを解き(最後の5個目は眠くなったのでやらないで寝た)、残りのそれぞれの点数は91,87,93点と微妙な点数のまま当日に。

試験

試験前に勉強しようと参考書を持って行ったものの、申請書を書いたりなんだりしているうちに試験時間となり、触ることすらできませんでした。

ちなみに、一種も一発試験で受けた人は知っていると思いますが、一種は一種、二種は二種でどの車種を取ろうが問題は同じなんですが、なぜかマークシートは車種ごとにあります。

なぜわざわざこのことを言ったかと言うと、今回私は大特二種で受験したんですが、大特二種を学科から受験しようとする人は相当いないのか、まず受験室に入る際に申請書を確認してもらってマークシートを受け取って席に着くんですが、マークシートが用意されておらず別の場所から取ってきてました。

それだけではなく、二種が21歳から受けられることを考えると平成22年には生年月日の元号欄に平成の場所ができているはずなのですが未だに昭和までしかなく、試験官に言ったところ、ちょっと考えて昭和の隣の平成がありそうな空白にマークしてくれました。

そんなこともあって、試験前に勉強できなかったのと、みんなと形式が違うマークシートで本当にちゃんと採点されるかなど余計な不安も追加されるというあまり良くないコンディションのまま試験を受けることに。

私が受けた試験問題には、二種特有だと思われる問題は21問ありました。

確信を持って答えられなかった問題は、1点問題で17問。2点問題であるイラスト問題で3問あり不安でしたが、無事合格。

余談ですが、電光掲示板での合格発表を楽しみにしていたのに発表は試験室での口頭でした。教習所卒の電光掲示板組より若干発表が早かったのが救い。

私と同じ時間に二種を受けた人は私含め3人で、2人が合格でした。

手数料

ここから先の話は主に一発試験の人のみに関係します。

学科受験の際は、受験手数料を払います。当然ですが、学科に落ちてまた学科を受ける場合も受験手数料が必要です。

学科に合格した場合、合格後に初めて受ける技能試験の際に必要なのは貸車代だけです。しかし、この技能試験で落ちてしまうと、それ以降の技能試験は学科は免除ですが、試験手数料と貸車代の両方が必要になります。

そして、技能試験に合格した場合は、免許証の交付手数料が必要となります。

注意

学科を受験する際に払う受験手数料は、普通二種、中型二種、大型二種は4,550円。けん引二種、大型特殊二種は2,950円です(この値段は私が受けた当時の値段で、現在は多少異なっています)。

普通は、証紙購入窓口で申請書を見せると必要な料金を窓口の人が言ってくれるので試験料がいくらなんて考えずにいました。そのため、前述の通り大特二種を学科から受けようなんて人は少ないのか窓口の人に4,550円と言われ、そのまま払ってしまいました。

そして、申請書に証紙を張り付け申請書の確認をされ証紙については何も言われず学科を受験。合格したので技能試験の予約をして帰りました。

帰ってきてこの記事を書いていて手数料について調べてみると、大特二種は2,950円で良いではありませんか。

後日、技能試験の際にこのことを話すと返金してくれるとのことですが、口座振込となるためその書類が必要だったりと面倒な事になります。

なので、受験手数料はしっかり自分で確認してみることです。

有効期限

この合格には有効期限があり、6ヶ月間です。

合格した日から6ヶ月以内に技能試験に合格しなければ、また学科を受験して合格しないと二種の技能試験が受けられなくなります。

どの種類でも二種の免許を取得できれば、それ以降は一種の時と同じく学科免除で他のどの種類の二種の技能試験でも受験できるようになります。

おまけ

大特二種の技能試験についてはこちら