簿記3級
最近、新田美波が日商簿記の啓蒙活動をしていますね。
これは簿記を受けるって決めてから知ったのですが、日商簿記は今、出題内容の改訂を数年がかりで進めていて、新田美波はその広報だったんですね。ただ単に簿記の受験者が減ってきたからオタクを取り込もうとしてるだけかと思っていました(それもあるでしょうけど)。
日商簿記
というわけで、日商簿記を受けてみようと思い申込みました。
簿記は、日商簿記の他にもいくつかあるのですが、日商簿記が一番有名で、普通簿記と言ったら日商簿記の事を指していると思います。たぶん。少なくともこの記事では、簿記と言ったら日商簿記のことです。
現在日商簿記には初級と1,2,3級がありますが、初級はネット試験で内容も簿記を知ろうって意味合いが強い問題で、最近4級から初級に変わった変わり種です。
1級は別格とよく言われるので2級から受けようと思ったのですが、父親が3級からにしとけと言うので3級から。
簿記3級
簿記3級は、試験時間2時間で商業簿記のみ。7割取れれば合格です。
ちなみに、簿記2級は同じく試験時間2時間で商業簿記に加えて工業簿記も試験範囲に加わります。合格基準は同じで7割以上。
簿記1級は、商業簿記と会計学で1時間半。工業簿記と原価計算で1時間半。また、合格基準が全体の7割以上に加えて、各科目4割以上取れていることも必要になります。
試験勉強
簿記のぼの字も知らなかったので、試験2か月前から勉強を始めようとテキストと問題集を買いました。父親は2級と3級を持っていて、その時に使っていたというTAC出版の参考書と問題集です。
さて、買ったし読んでみるかとテキストの最初の数ページをふむふむ言いながら読んで、そのページに該当する問題を問題集で見たところサッパリで、こんなの解けるかとそのまま何もしないうちに1ヶ月が経っていました。試験1ヶ月前になって、さすがにマズいと思いつつ勉強時間がなかなか取れなさそうなので、ネットで勉強できるサイトを探してみると、なんと良いサイトがあるではありませんか。
見つけたのは、簿記3級とは?難易度・勉強法・無料独学問題|StudyProというサイト。買ったテキストは、ごちゃごちゃと色々書いてあって分かりにくかったのに比べ、このサイトは一つ一つの要素に関してかなりコンパクトにまとめてあるうえ、それぞれにものすごくシンプルな例題があって分かりやすく、とても重宝しました。
総学習時間47時間とか書いてありますが、実際は10時間もかからず1周でき、内容も簡単なので、簿記について何も知らない状態から1週間あれば3級は受かる人がいるというのも納得です。
しかし、簿記3級の内容についてはこのサイトだけで十分なのですが、試験問題を解けるようになるにはある程度演習する必要があります。1周し終わった後に予想問題を解いてみたのですが、3割も取れませんでした。仕訳はもちろん、仕分けた後の解き方などが理解できていなかったためです。
私は、少なくとも5回は演習した方が良いと思います。このサイトにも予想問題が2回分ついていますが、絶対的に足りません。
また、過去問を見ようとネットで探してみたのですが上がっていなくて不思議に思っていたところ、簿記は国家資格じゃなく民間の資格だったことを思い出し納得しました。なので、過去問題集はあった方が良いと思います。
試験
結局、1回目の演習からまた全然勉強できず、1週間前にようやくやる気が出てとりあえず計6回演習しました。しかし、1度も合格基準の7割を超えることがなくそのまま試験場へ…
今まで受けてきた資格試験では中高年の男性が圧倒的に多かったので、女性の方が多くて驚きました。
そして、みんなテキストやらノートやらで一生懸命勉強してる…スマホで勉強しているとは言えスマホ見てるの私しかいないと思っているうちに(とは言うものの、やっぱり試験前の確認のために見てる人が多いのかサイトに繋がりにくかったです)、解答用紙が配られ始め試験開始。
多少のミスはあったものの、演習では全然合わなかった貸方と借方の合計がすぐに合って感動しつつ終わり、時計を見るとまだ1時間しか経っていない。簿記はマークではなく記述なので、字の汚い私は丁寧に書いてゆっくりやってきたつもりだったけど、拍子抜けな感じで見直しを丁寧にし、終了30分前に途中退出して帰りました。
会場から出る際、今回の試験は量が少なかったと話している人がいて、やっぱりそうなのかと思いました。
合格発表
答えを書き写すのがめんどくさくて自己採点はできなかったのですが、解答速報を見たら間違いをちらほら見つけてしまい、合格発表までの2週間を不安を抱えながら過ごすことに。そしてついに合格発表の時。
結果は合格。たぶん総勉強時間は24時間くらいです。寝ずに頑張れば1日で合格できるということですね(笑)。とは言うものの、点数はこんな感じ
70点以上で合格のところ75点と危なかったので、余裕をもって合格したかったらもっとちゃんと勉強した方が良いですね。
ちなみに、買ったテキストと問題集は一切使っていないという…もったいない。
簿記3級はお遊びみたいなもので実際に使えるのは2級からと言われていて、3級やってみた感覚だと確かにお遊びで、お遊びとはいえせっかく簿記のことをちょっと知れたのだし実用できるよう2級も受けようかな。
大型特殊第二種免許
一種との違い
二種の技能試験は、お金をもらって人を乗せる。乗客の命を預かるということになるため、一種の時と比べて厳しく見られるようになります。
大特二種は、大抵の都道府県で大特一種と同じ試験車両同じコースとなり、傍目で分かる違いは合格基準の点数だけです。
しかし、点数上は一種が70点以上、二種が80点以上と10点しか変わらないように見えますが、採点基準が厳しくなるため点数で見る以上の難しさとなります。
また、大特二種は教習所で取れず、一発試験で取るしかありません。使う所もほぼないので、免許の中で一番保有者が少ないです。
技能試験
二種の技能試験は、他の二種免許を持っているか、二種の学科試験を合格してから受験できます。
受験1回目
大特一種を受けてから8ヶ月経ち、どのくらい運転できるか不安ながら免許センターへ。
一種の時は全て午後受験で大特受ける人も私一人だけだったのですが、やはり午前は受験者が多く、大特受験者は私含め4人でした。
2人は大特一種で、初めて受験だが職業訓練所で練習していたとのこと。もう1人は、どこでかは聞きそびれましたが練習してきて、大特一種は持っておらずいきなり大特二種(大型二輪を持っているため学科は免除)を受験で今回が3回目とのこと。
ぼっち受験の時と違って試験の情報交換ができるのは良いですね。窓を開けられないと思ってたのに実は開けられたりと、なかなか新鮮でした。
私は最後の受験だったのですが、一種の2人は落ちてしまったものの二種の方が受かったので、これは私も受かるのでは?という淡い期待を抱いて乗車。
まず、前回は夏だったので半袖で気にする必要はなかったのですが、今回はコートを着ていて袖が長かったので、試験官に袖は大丈夫?と言われ、腕まくりをすることに。運転に適した服装は大事だからねと早くもダメだしが。
そして、一種の時も往生したハンドブレーキの解除。ボタンを押して下げようとしても素直に下がらず手間取っていると、しっかりボタンを押してちょっと上にあげてから下げるんだよ。大特運転するなら力も必要だからねとまたもやダメ出し。
そして発進。恐れていた通り、物凄くふらつく。試験官も苦笑いで、やはり8ヶ月のブランクを大きかったようだ。二種の受験資格さえ勘違いしていなければと悔やむも時すでに遅し。
その後もふらつきは直らず、減点超過で試験中止。
やはり二種だから、ふらつかずスムーズな運転ができることが大事、ちょっとのふらつきでも減点とのこと。
ダメ出しも多く、落ち込みながら次回の予約を取り帰宅。
受験2回目
一種の時も、2回目はだいぶふらつきを少なくすることができたので、今回も1回目に比べて良くなっているはず。また、1回目は普通車を運転するようにハンドルを操作していたが、一種の時は曲がる時はノブを持ってハンドルを回していてそっちの方が楽にスムーズに回せることを思い出し、これで今度こそという気持ちで免許センターへ。
今回は私含め3人で、1人は1回目の時に一種を受けていた人で、もう1人は結局話していないので何も分からず。
今日の試験官は厳しそうだから受かるの無理かなと思っていたが、1番目に受けた1回目の時に一緒に受けた人が受かり、右左折等の確認は厳しいけど多少のふらつきは取らないっぽいという話を聞く。
1回目の試験官の話の通り、二種は一種より厳しめに取るだろうしあまり期待しないでおこうと思いながら乗車。
試験官に書類を渡し、シートやミラーを調整、シートベルトをしてエンジンをかけ、さあバケットを上げようとレバーを操作するもうんともすんとも言わない。ガチャガチャいじっていると、試験官に、ロックがかかってるよと言われ、そういうことも分かるようにならないとと追い打ちが。乗車5回目だけど、ロックかかってるのなんて初めてだし、このレバーがロックだったなんて1回目の時に情報交換してなかったら知らなかったよ。と、情報交換できたことへの感謝とこれは今回もダメかなという落ち込みが合わさりながら出発。
ちなみに、バケット操作についてネットでは逆に言ってるサイトがありましたが、出発前のバケットはまず上げてからバケットを抱えた方が良いです。フォークリフトのフォークの操作もそうでしたし。
到着時は、まずバケットを水平にしてから下して接地させます。こっちは、試験官にそうしろと言われたので確実です。
出発後、ふらつきに気を付けながらノブを持って運転し、フォークリフトの教習時やネットにノブは左手で持って右手は膝の上と書いてあったのを思い出し、右手を膝の上に置くと、試験官から運転は両手でしないととの声が。作業中と運転時は違うということを認識すると共に、もうネットは信じないと誓う。
そうこうしているうちに試験中止にならず最後まで走行することができたけれど、ふらつきが直ってなかったしダメかなと思っていると、どうもアドバイスをくれる様子がないので降車。試験車の後ろを回って試験官の方へ行くと、合格だけど、やっぱりふらつきが気になるから直した方が良いとの言葉が。
おわりに
というわけで、待合所に戻り1番目だった人と合格したことを喜び、交付まで色々話しながら待ち、ついに
これで大洗で戦車タクシーが営業できる(できない)。
今回かかった費用は、二種学科の参考書代と受験2回と交付手数料、学科試験の日を含めた3日分の交通費で1万5千円弱でした。大特一種も1万5千円程だったので、大特にかけた値段としては計3万円弱ですね。
第二種運転免許 学科
受験資格
普通免許を取得して3年以上‼
実際にはこれ以外にも受けられる条件はあるのだが、9割9分の人は上記の事を知っていれば十分でしょう。
なぜこれを一番最初に書いたか。それは、私がこの条件をすっかり忘れていて、受ける気満々だったのに受けられなかったからです。
本当は、去年の夏に大特を取得してすぐ大特二種を受験したかったのですが、大特を取得していざ二種をと思って二種について調べていると、なんと、受験資格を満たしていないではありませんか。なんという不覚。
みなさんはこんなことにならないようにしてください...
二種
運転免許には一種と二種があり、一般的に言う普通免許とは、普通一種の事です。
二種は、お金をもらって車に人を乗せて運転する際に必要となります。車の持ち主がお酒を飲んだりしていて運転できない代わりに、お金をもらって代行運転する際にも必要となります。
ただ友達を乗せるだけや、無料送迎の際には必要ありません。一種で十分です。
学科
二種を初めて取る場合はまた学科を受けないといけません。しかも、一種の時の内容に加えて旅客に関する問題も多く(20問程度。標識問題とイラスト問題を除いた文章題の約3割に相当)出されるため、一種の時の知識だけでは合格できないので勉強しなければなりません(そもそも、多くは常識とは言え3年前にした試験勉強の内容を覚えていて、無勉強で合格点である90点以上を取ることができる人はかなり少ないとは思いますが)。
二種固有の問題は一種の時に使った教本や問題集にはもちろん載ってないので、二種用の参考書を買うことにしました。
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勉強時間
勉強しないととは言ったものの、問題の大半は常識で一種の時は教本一読しただけで効果測定も仮免学科も受かり、本免学科も受かる気満々で受けて一度で受かっているので、余裕こいていたら気が付いた時には受けようと思っていた日の前日になっていました。
とりあえず参考書を一読し、二種特有の問題や忘れていた細かいことを確認。どのページもイラストを多く使って説明しているので、一読するのは1,2時間程度でできます。
模擬テストを解いてみると、87点で不合格。これはやばいと焦るもののまた参考書を一から読み直すやる気もなく、問題を解いては答え合わせをして解説を読むことを繰り返すことに。
結局計4個の模擬テストを解き(最後の5個目は眠くなったのでやらないで寝た)、残りのそれぞれの点数は91,87,93点と微妙な点数のまま当日に。
試験
試験前に勉強しようと参考書を持って行ったものの、申請書を書いたりなんだりしているうちに試験時間となり、触ることすらできませんでした。
ちなみに、一種も一発試験で受けた人は知っていると思いますが、一種は一種、二種は二種でどの車種を取ろうが問題は同じなんですが、なぜかマークシートは車種ごとにあります。
なぜわざわざこのことを言ったかと言うと、今回私は大特二種で受験したんですが、大特二種を学科から受験しようとする人は相当いないのか、まず受験室に入る際に申請書を確認してもらってマークシートを受け取って席に着くんですが、マークシートが用意されておらず別の場所から取ってきてました。
それだけではなく、二種が21歳から受けられることを考えると平成22年には生年月日の元号欄に平成の場所ができているはずなのですが未だに昭和までしかなく、試験官に言ったところ、ちょっと考えて昭和の隣の平成がありそうな空白にマークしてくれました。
そんなこともあって、試験前に勉強できなかったのと、みんなと形式が違うマークシートで本当にちゃんと採点されるかなど余計な不安も追加されるというあまり良くないコンディションのまま試験を受けることに。
私が受けた試験問題には、二種特有だと思われる問題は21問ありました。
確信を持って答えられなかった問題は、1点問題で17問。2点問題であるイラスト問題で3問あり不安でしたが、無事合格。
余談ですが、電光掲示板での合格発表を楽しみにしていたのに発表は試験室での口頭でした。教習所卒の電光掲示板組より若干発表が早かったのが救い。
私と同じ時間に二種を受けた人は私含め3人で、2人が合格でした。
手数料
ここから先の話は主に一発試験の人のみに関係します。
学科受験の際は、受験手数料を払います。当然ですが、学科に落ちてまた学科を受ける場合も受験手数料が必要です。
学科に合格した場合、合格後に初めて受ける技能試験の際に必要なのは貸車代だけです。しかし、この技能試験で落ちてしまうと、それ以降の技能試験は学科は免除ですが、試験手数料と貸車代の両方が必要になります。
そして、技能試験に合格した場合は、免許証の交付手数料が必要となります。
注意
学科を受験する際に払う受験手数料は、普通二種、中型二種、大型二種は4,550円。けん引二種、大型特殊二種は2,950円です(この値段は私が受けた当時の値段で、現在は多少異なっています)。
普通は、証紙購入窓口で申請書を見せると必要な料金を窓口の人が言ってくれるので試験料がいくらなんて考えずにいました。そのため、前述の通り大特二種を学科から受けようなんて人は少ないのか窓口の人に4,550円と言われ、そのまま払ってしまいました。
そして、申請書に証紙を張り付け申請書の確認をされ証紙については何も言われず学科を受験。合格したので技能試験の予約をして帰りました。
帰ってきてこの記事を書いていて手数料について調べてみると、大特二種は2,950円で良いではありませんか。
後日、技能試験の際にこのことを話すと返金してくれるとのことですが、口座振込となるためその書類が必要だったりと面倒な事になります。
なので、受験手数料はしっかり自分で確認してみることです。
有効期限
この合格には有効期限があり、6ヶ月間です。
合格した日から6ヶ月以内に技能試験に合格しなければ、また学科を受験して合格しないと二種の技能試験が受けられなくなります。
どの種類でも二種の免許を取得できれば、それ以降は一種の時と同じく学科免除で他のどの種類の二種の技能試験でも受験できるようになります。
おまけ
大特二種の技能試験についてはこちら。
大型自動二輪免許
ということで、オートバイの免許を取るために教習所に通うことにしました。
もちろん一発試験で取ることも考えたのですが、原付すら乗ったことがないのに余りに無謀だと思い大人しく教習所に行くことにしました。画像元であるばくおん‼でも教習所に通ってますしね。
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二輪免許
オートバイの免許、つまり二輪免許には厳密に言うと7種類あります。簡単に表にするとこんな感じです。
もちろんATはATのバイクのみ。MTはATのバイクも運転可。650ccより多いATのバイクはMTの免許が必要です。
私が取ったのはタイトルにある通り大型二輪。普通二輪を取っていないので、いわゆるいきなり大型二輪ってやつです。
大型二輪を取ろうと思った理由は、
というのは冗談(実際の漫画では男の子ではなく女の子で18歳ではなく16歳、大型二輪ではなくオートバイになっています)として、免許証をできるだけスッキリさせたかった(普通二輪から取ると大型二輪のほかに普通二輪の欄も埋まる)のが一番の理由ですね。
ただ、多くの教習所では普通二輪を取った教習所で大型二輪を取る場合は割り引いたり、普通二輪と大型二輪でパックにしていたりと料金面ではほとんど変わらないですし、そもそも全部の教習所が普通二輪無しで大型二輪を取らせてくれるわけではないことや、普通二輪から取った方が大型二輪のみより総教習時間が少ない等、普通二輪から取るのかいきなり大型二輪を取るのかどちらが良いかは一概には言えないです。
教官に聞いたところ、いきなり大型二輪の人は少なく、そういう人は教習時間をオーバーする事が多く私のようにオーバーしないのは珍しいとのことでしたが、教習所に通っている間にオーバーしているかまでは分かりませんがいきなり大型二輪を取っている人も(大型二輪が初めての免許という人も)ちらほら見かけました。
教習期間
私は1月下旬から通い始め、前述の通りオーバー無し卒検一発合格でしたが、2ヶ月かかりました。
普通免許は合宿免許で取ったので、2月前半から中旬にかけてどんどん混み始め、ほんの1,2週間で予約の埋まり具合がガラッと変わったのには驚きました。
課題
二輪教習において最初の難関と言われるのが引き起こし。
原付すら触ったことのない私は二輪の、ましてや大型二輪の重さなど知る由もなく、初回教習で駐輪場所から出そうと初めて触った5秒後にはバイクは横倒れになっていました。
教官は苦笑いしながら、後でやろうと思っていたけどせっかくだからということで引き起こしをすることに。
ばくおん‼のこのシーンを思い出し、何とか引き起こしできました。読んでて良かったばくおん‼翌日全身筋肉痛になったのは内緒だが。
引き起こしに関しては、私は教習中平均すると1時間に1回以上は倒しているので、コツを掴んだのか筋肉がついたのか、もう途中から一瞬で特に重さも感じずひょいひょい引き起こせるようになりました。
取り回しも、バイクをできるだけ垂直に立てたまま転がす事を意識すれば問題なし。
さて、大型二輪には卒検において、坂道発進、急制動、一本橋、8の字、S字、クランク、スラローム、波状路の課題があります。
以下あまり参考にはならないでしょうけど(詳しく知りたい場合は、細かく説明してくれているサイトが沢山あるのでそちらで)、個人的に思ったことを。
坂道発進
普通自動車の時はとても苦労した坂道発進だけれど、バイクはありがたいことにアクセル、クラッチ、ブレーキを全て同時に使うことができるので、半クラッチでアクセルを回しながらブレーキを緩めるだけという何とも拍子抜けする簡単さで、教習中坂道発進では一度もエンストすることはありませんでした。
ただ、アクセルが弱かったり半クラッチができておらずクラッチが全く繋がっていなかったりすると、ブレーキを緩めると後ろに下がってしまうので注意が必要です。
急制動
私は、指定速度を保とうと43㎞/hくらい出してしまっていたうえ、ブレーキをかける位置に来てからブレーキをかけようと力を入れ始めていたので、結果的にブレーキをかけるのが遅くなっていて停止位置までに停止させることができないことが多々ありました。
43km/hのままブレーキをかける位置より数m前からアクセルを戻し、結果的に40km/hくらいになるようにして、ブレーキをかける位置に来る前からブレーキを意識してかける位置に来た瞬間からかけられるようにしたところ、楽に止められるようになったので、普通にやっていれば問題ないと思います。
一本橋
一本橋はこれを意識していれば大丈夫です。読んでて良かったばくおん‼
ばくおん‼では普通二輪の教習なので7秒と書いてありますが、大型二輪では10秒です。
一本橋は何はともあれ落ちないことが大事なので、特に遠くを見ることと倒れそうになったら無理せず加速して体勢を立て直すを意識しておくと良いです。
また、慣れるまでは乗り上げる時にふらついて落ちてしまうので、初めのうちはそこそこ速度を出しておいて、乗り上げてから減速するようにしましょう。慣れてくれば最初から低速で乗れるようになります。
8の字
ギアをセカンドにして半クラッチで12km/hを保っているとやりやすかったです。
S字
幅も広いですし特に心配することは無いでしょう。
クランク
S字とクランクは同列に語られることが多いですが、S時と比べて幅がかなり狭いうえに連続して90度に曲がらなければならないので大変です。
倒れることを恐れずしっかりハンドルを切ることと、倒れそうになったら加速して体勢を立て直すことが大事だと思いました。
スラローム
ブレーキを掛けながらハンドルを切って加速して体勢を立て直すという、加速と減速のメリハリとしっかりハンドルを切ることが大事です。
私も最初の頃は、加速と減速のタイミングや力加減が分からず苦労しましたが、練習機会は多いので大丈夫です。
時間も7秒以内(普通二輪は8秒)ですが、私の卒検の時は雨だったので時間をオーバーしても良いから転ばないようとゆっくり丁寧にやったのですが、7秒以内でできたので時間の心配はないと思います。
雨の中普段通りやろうとすると、本当に滑りますので気を付けましょう。卒検の日や今後走る際に雨ってこともあると思うので、一度くらいは雨の中の教習をやることをお勧めします。
波状路
波状路は大型二輪のみの課題で、5秒以上かけて走らないといけません。
こんなことを言うのもなんですが、波状路は結局最後までできるようになりませんでした。
ただ走るだけかと思いきや、エンストするわするわ。
また、他の課題は第一段階の頃からずっと練習するのにこの波状路だけは、第二段階の最後になってようやくやるということで練習時間が圧倒的に足りない。普通二輪から取ると教習時間が少なくなる関係でこの練習時間がさらに少なくなるので、普通二輪から取らなくて良かったと思いました。
卒検では、エンストやコース外にでたら検定中止なので、そうならないよう減点覚悟でスピードをある程度出したまま通過しました。結果は5秒に少し足らず減点でしたが、ここの減点を考慮に入れて他は完璧に走行しようという気持ちで受けていたため問題ありませんでした。
他の人を見てみるとみんな結構ちゃんとできているので、私が特段下手だっただけだと思うので安心してください。
卒検
そんなこんなで無事卒検合格。
ちなみに私が受けた日は、普通二輪6人大型二輪3人でしたが、大型二輪は全員合格で普通二輪の人は2人落ちていました。
落ちた一人は私も検定中で見ていませんでしたが、もう一人はクランクで曲がり切れずパイロンに突っ込んでいました。
バイクに関して今後は、普通のバイクは教習車みたいにガチガチのガードがされているわけじゃなく、倒したら傷やら何やらで修理代がかさみ、大型二輪のあの倒しやすさを考えると今後乗ることはあるのかなぁという感じですけれど。400ccやそれ以下だとまた違うのかな。
400ccは教習中に外周1周だけ乗せてもらいましたけど、それだけじゃよく分かりませんしね。
免許証
ただ卒検に合格して教習所を卒業しただけでは、公道で大型二輪を走らせられるようにはなりません。そう、免許を交付してもらわなければ。
そんなわけで、免許センターに行ってきました。実は行くのは7回目なので、慣れたもの。
学科と技能が免除なので、教習所では適性検査をして免許証を古いものと交換するだけ。
受付に並んで、書類不備が無いか確認されて適性検査。写真撮ってもらった後、交付まで1時間強暇して交付窓口で免許証を交換。ざっと1時間半ちょいでした。
新しくなった免許証
よだん
ばくおん‼のおりもとみまな先生はばくおん‼以前から漫画にバイクを出したりしていて、私が最初に読んだおりもとみまな先生の作品は、高校の頃部室にあったこれです。一応バイク要素もありますが、内容はアレなんでまあ。
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劇場版カードキャプターさくらの聖地巡礼 in 香港
3月初旬。劇場版CCさくらの聖地巡礼の為に、香港に行ってきました。
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香港
これらのポイントをを3泊4日で回りました。と言っても意外と香港は小さく時間を持て余したので、ちょっと忙しなくなるかもしれないけれど、2泊でも十分そうでした。さくら達はどこに行って4泊5日も過ごしたんだろ。
ちなみに、飛行機と宿のセットで5万円弱。交通費食費等の滞在費は1万5千円の計6万5千円でした。
聖地巡礼
聖地の説明は上記のサイトが詳しいのでそちらに任せて、こちらは簡単に。
深水土歩駅北口
ここもそうなのですが、全体的に道路の上まで飛び出している看板が(特に大通りは)少なくなっていて、それが香港って感じだと思っていたので少し残念でした。
目当ての看板達が結構なくなってて、時代の移り変わりを感じる pic.twitter.com/gFad8PmbZP
— あまね (@amane_lyric) 2017年3月8日
街角
レンガは、1枚目の写真の青地に白の矢印の奥のです。さくら達が話していた隙間はありませんが。
さくらのいた世界 pic.twitter.com/bU8PKtzpzj
— あまね (@amane_lyric) 2017年3月8日
魔の気配を感じる
魔の気配が漂ってる pic.twitter.com/ZZ0Bs7m1nn
— あまね (@amane_lyric) 2017年3月8日
牛の看板
店の出入り口の上にあるだけで、看板は無くなっていました。
牛の看板。飛び出してるのは無くなってた… pic.twitter.com/Qtbd6rGCDI
— あまね (@amane_lyric) 2017年3月8日
交差点
映画のまんま pic.twitter.com/o8q3j7WM23
— あまね (@amane_lyric) 2017年3月9日
陸羽茶室
2人で食べたのですが、計400香港ドル。日本円にして約6,000円で一人当たり約3,000円でした。
とても美味しく、香港では実質食事くらいしかお金がかからないのでこれくらいの贅沢は良いのではないでしょうか。
今日の朝昼ご飯&さくらのいた世界 pic.twitter.com/fXcAUT3RT2
— あまね (@amane_lyric) 2017年3月9日
— あまね (@amane_lyric) 2017年3月9日
キャットストリートとラダーストリート
キャットストリートとラダーストリート pic.twitter.com/Gk2MYdStZm
— あまね (@amane_lyric) 2017年3月9日
銀行を見上げてる場所
奥のナイフみたいなのが、Bank of China。で、屋上に大砲がデザインされてるのが、Hongkong Shanghai Bank。 pic.twitter.com/sdZ3J3JWML
— あまね (@amane_lyric) 2017年3月9日
ピークトラムとピークタワー
— あまね (@amane_lyric) 2017年3月9日
おまけ
山頂公園
CCさくらとは関係ないですが、多くの人の琴線に触れた場所も緑色で印を付けておきました。
お嬢さま学校とかにありそう pic.twitter.com/qa1UIpzjuD
— あまね (@amane_lyric) 2017年3月9日
道間違えてイレギュラーな道通ることになっちゃったけど、山頂まで来た…疲れた… pic.twitter.com/wOfQmdJrjZ
— あまね (@amane_lyric) 2017年3月9日
フォークリフト運転技能講習
バイトの求人を眺めていたところ、フォークリフトの求人が多く目に付き、せっかく大型特殊免許を取ったのだから、その恩恵が受けられるものも取ろうと思い取りました。
フォークリフトの資格は、修了すると最大荷重が1t未満なら操作できる特別教育と無制限の技能講習の二種類がありますが、今回は無制限の技能講習を受けます。
講習時間や料金
フォークリフト含め幾つかの作業車では大特を取っていると、講習のうち走行に関する項目が学科、実技共に免除となり、講習時間が少なくなるので、拘束日数と料金が少なく済むのです。
フォークリフトで言うと、学科が4時間(大特に限らず四輪免許を持っていれば免除)、実技はなんと20時間少なくなり、学科7時間、実技4時間の2日間で済みます(細かく言うと免除となる条件は他にも幾つかあるのだが、割愛)。
料金は2万強でした。ちなみに、実技の免除が無い場合は4万前後。学科含め免除無しの場合は4万5千前後です。
学科
朝から丸一日かけて学科7時間と学科試験を行います。
自動車免許の時のような教本が配られ、試験に出るような大事なところだけを拾ってかなりのハイスピードで進み7時間駆け抜けました。
その後、学科試験まで1時間くらいは間を取ってテスト勉強させてくれるのかと思いきや、10分休憩というそれまでと変わらない休憩時間の後学科試験がありました。
試験自体は、4科目(学科免除者は3科目)それぞれ4割以上かつ全体で6割以上で合格のマークシート式で各科目4択と〇×問題があり、講習の直後にやるだけあって拍子抜けするくらい簡単で、実際ほとんどの人が満点でした。
実技
実技は、本来は24時間を3日かけて行うのですが、20時間免除されているので4時間の実技と試験を1日で行います。
私は、自動車免許の教習のようにずっと乗って練習できるものだと思っていたのですが、何と1台のフォークリフトを複数人で交代で乗って練習するという形式で、実技免除者は実技試験での合格率が悪いらしい。それもそのはずで、今回私は5人で1台を使って、4時間の間に計4回の30分弱しか乗れませんでした。厚労省告示で10人まで1台でやっていいという事になってるので、10人でやっていたら計2回の15分弱しか乗れないという状態で試験に臨むという…
実技免除者の合格率を聞いたところ、5人の場合は8割、10人の場合は6割程度だそうで、免除無しの場合の9割9分に比べるとひどい有様ですね。若い人はすぐ吸収できるので大丈夫なのだが、フォークリフト未経験で年配の方が落ちる場合が多いとのこと。
そんなこんなで実技試験。練習ではコースが狭く、試験中止事項であるフォークやお尻を壁に見立てたフェンスにぶつけたり脱輪したり、減点事項である誤操作(サイドブレーキを引いてからギアをニュートラルにするという順番を間違えたり、フォークを上げなければならないのに下げたり)を多くして不安だったが、試験中止だけは避けようと慎重に運転し、誤操作は一度してしまったものの何とか合格できました(誤操作は、フォークの昇降レバーの奥に倒したら下がる、引いたら上がるというのに完全には慣れず、一度、上げなければいけないところを下げてしまった)。
合格率は聞いていた通り8割でした。落ちたのも、フォークリフト未経験で年配の方という。
危険物取扱者乙種第3類
危険物取扱者乙種5,6類で、乙3が受かった時にまたと言ってしまったので、特に書くこともないのですが乙3に受かったので一応書きます。
危険物取扱者乙種3類
参考書は、前回使ったのと同じこの本。
わかりやすい! 乙種1・2・3・5・6類危険物取扱者試験 (国家・資格シリーズ 104)
- 作者: 工藤政孝
- 出版社/メーカー: 弘文社
- 発売日: 2016/02/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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乙3は、前回受けた乙6はもちろん乙5よりも若干覚えることが多く勉強を始める前は若干焦りましたが、前回と同じように試験1週間前に勉強を始めてみると、思ったより覚えることは多くないうえに今回は1つの類の勉強だけに集中できたので、やる気が起きず勉強できたのは1日10分程度でしたが特に不安なく試験に臨めました。
結果は、
正答率90%と申し分ない結果。乙5の時もそうでしたが、分からない問題でも勉強して知ってる事からの類推で出した答えがきちんと合ってるということでしょうか。
たいしたことは聞かれない危険物取扱者乙種免除試験と言えど、乙6以外は分からない問題もそれなりにあり、試験終了時に合格を確信できなくて不安になります。なので、すぐに結果が出る危険物取扱者試験は良いですね。
危険物取扱者乙種1類
先の記事で書いた通り、私が乙種を受けてた理由は甲種の受験資格を得るためだったので、乙1と乙6はそのどちらかを持っていれば良いのです。なので、乙6が前回受かったことにより乙1を受ける必要はなくなったのですが、受験申請時はまだ乙6受験前であり乙6が落ちた時の保険として受験申請してました。乙3を1科目だけわざわざ受けに行くというのも嫌だったので。
乙1は乙3よりも覚えることが多かったうえに、受かる必要のない乙1の勉強をして乙3が落ちてしまったら本末転倒なので、ほぼ勉強せず参考書の乙1の項目の最後にあるまとめを一瞬眺める程度で受験しました。
結果は、
30%...想像以上に悪い。
ほぼ勉強せずに受けると、当然ながら問題が全然分からない。全く勉強していないと言っていいので分からない問題の答えを類推する知識も無く、答えが合たらないのは当然ですね。
受験前は、今までの感じからしてひょっとすると受かるんじゃないかと思っていましたが、さすがにそこまで甘くありませんでした。
私と同じように、甲種を受験するためだけに乙種を受験するという人には、乙1と乙6なら乙6を受験することをお勧めします。乙1はもちろん、他のどの類より覚えることが少なく、問題も簡単なので。なぜか、この記事を書いている現在試験実施状況|一般財団法人消防試験研究センターで見られる平成27,28年度の乙1,2,3,5,6の中で合格率は最低ですが。
おわりに
次はいよいよ甲種。甲種の試験日の関係で実際に受験するのはまだ先です。
甲種は科目免除はないので、また法令、物理・化学を勉強しなくちゃならないうえ、全類の性質・消火を覚えなくちゃならないという...1回で受かるといいなぁ...
追伸
甲種、1回で受かりました。