特殊小型船舶

船舶免許の有効期限は5年で、更新講習を受講するか保持していない小型船舶免許を取得すれば有効期限が伸びます。
車の免許と同じです。(正確には車の場合は最初は有効期限は3年ですが)

一級小型船舶を取得していつの間にか5年が経ちそうになっており、どうせ有効期限伸ばすなら別の免許を取得して伸ばそうと思い特殊小型船舶を取得することにしました。

小型船舶免許

種類

小型船舶免許は、大きく分けて3種類あります。1,2級と特殊です。

特殊と仰々しい名前ですが、いわゆる水上バイクを乗るのに必要な免許になります。

1,2級は水上バイクを除く20トンまたは24m未満の船を、2級は海岸から5海里(9.26km)まで。1級は条件付きだが距離の制限無く操縦することができます。

取得方法

小型船舶の免許は、車と同じく教習所に通って取るか、試験場に行って試験を受けるかの2通りあります。

ちなみに教習所で取ると、車のように学科は試験場に行ってなどということもなく、全て教習所で済みます。免許の申請も教習所がやってくれます。

水上バイクは遠くから走っているのを見たことしかないのに試験を受けに行くのは無謀なので、1級と同様に教習所で受けることにしました。
ちなみに、試験は試験場で受け教習だけ受ける形の教習所もあり若干費用も安いのですが、5,000円程度しか費用が変わらないためわざわざ試験場に行って慣れない水上バイクで試験を受けるよりは教習後すぐ教習で使用した水上バイクで試験を受けられる教習所にすることにしました。

費用は、免許申請費用等も含めて5万円強でした。
私は、1,2級小型船舶を持っているため学科の一部が免除されていますので、免除がない場合はもう少し高くなります。

教習

以下は全て私が教習を受けた所の話であり、教習所によって違うかもしれません。

教習は1日で学科も実技も行われ、学科は運航科目のみで2時間、学科試験も運航科目のみで20分。
実技は1時間半(実際に水上バイクに乗っての教習は45分で、残りの45分は水上バイクの点検やロープワーク)、実技試験15分。

教習生の年齢の平均は35から40歳くらいでしょうか。
もっと若い人ばかりかと思ったのですが、想定より年齢層が高かったです。
1,2級小型船舶を取得している人だけの教習だったため、年齢層が高かったのかもしれません。

学科

学科は1,2級小型船舶のどちらかを取得していれば、操縦者の心得及び遵守事項、交通の方法の2科目が免除されます。
免除がない場合はそれぞれ2時間の学科試験を受けるため計6時間で、試験時間も3科目で50分となります。
また、試験は各科目50%以上合計65%以上で合格です(免除されて運航科目のみ受験の場合は運航科目が65%以上で合格)。

テキストと問題集が配られ、授業はテキストの読み合わせで2時間使い、問題集は休憩時間で各自で確認してもらうといった形でした。
とは言え、休憩時間も学科教習2時間のうち1時間経過後に5分、終了後に5分でその後すぐに試験開始なので問題集を見る余裕はあまりありませんでした。

運航科目は18問あり、2問程度分からない問題がありましたが、12問で合格なので特に不安もなく5分程度で終わりました。
いつでも退室可能だったのですが、あまりに早く退室するのもなと思い見直しをしたところ1問間違いに気付けたので見直しして良かったです。
とは言え、見直し含めても10分かからず退室しました。

1級小型船舶の時は当日中に合否が分かったのですが、特殊小型船舶は2日後のお昼までに不合格の場合は連絡があるという形でした。
1級小型船舶の時と別の教習所で受けたので、教習所の違いなのか1級と特殊の違いなのかは分かりません。

合格率は90%程度とのことです。

実技

実技は、点検やロープワークは全員で受けられますが、実際に乗船する教習は、2人まで同時に受けられた1,2級とは違い絶対に1人で受けます。
ですので、自分の番が回ってくるまでそこそこの待ち時間が発生しました。

1,2級小型船舶の時は2人で受けたため同じ操作を2回確認することができましたが、特殊小型船舶は1人のため1度しか確認できないものもあり、試験時に忘れていたりして試験後は合格できるか不安でした。

試験は、大きく分けて点検やロープワークといった小型船舶の取り扱い、スラロームや人命救助といった操縦の2つの科目があり、合計で7割以上で合格です。

合否は学科に記載した内容と同じで、1級小型船舶の時は当日中に分かったのですが、特殊小型船舶は2日後のお昼までに不合格の場合は連絡があるという形です。

合格率は97%程度らしいですので、多少失敗しても問題なく心配はいらないと思います。

おわりに

水上バイクは転覆があること前提で製作されていますが、教習中に転覆することは滅多に無く、波が荒れていなければ足首以下は水につかったりしますが足首より上は多少水しぶきがかかる程度でした。

私の教習時は晴れで気温が30度を超えていたこともあり、水しぶきがかかるのも気持ち良く水上バイク日和に受けられて良かったです。

無事免許も取得できたことで、ようやく水上バイク通学ができる。もう学生じゃないけど…

ITストラテジスト試験

予想外にもプロジェクトマネージャ試験に合格してしまったので、ここまで来たらダメもとでプロジェクトマネージャの更に上の役職であるITストラテジストを受けてみようと受験することにしました。

ITストラテジスト試験

ITストラテジスト試験では、主に事業戦略やシステム企画に関する問題が出題されます。

試験は、午前Ⅰ、午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱの4つに分かれています。

午前Ⅰは、択一の30問を50分で解きます。内容は高度情報のいずれの試験でも共通で幅広い分野から出題されます。内容的には応用情報の午前問題と同じです。

午前Ⅰには免除制度が存在し、応用情報や高度情報のいずれかに合格するか、高度情報のいずれかの試験で午前Ⅰを合格点以上取って2年以内なら免除されます。詳しくは公式HPに載っていますので不安な方は確認すると良いでしょう。

免除申請は受験申し込みの際に行うので忘れないよう注意しましょう。

午前Ⅱは、択一の25問を40分で解きます。午前Ⅱからは各試験毎に試験問題が異なり、試験の特性に沿って内容が絞られます。ITストラテジスト試験では、主に事業戦略やシステム企画に関する用語の問題が出題されます。

午後Ⅰは、数十文字で答えさせる記述問題や択一問題等が含まれた大問が出題され、4問(4問のうち1問は組込みシステムに関する問題)の中から2問を90分で答えます。

午後Ⅱは、論文試験となっており、3問(3問のうち1問は組込みシステムに関する問題)の中から1問を120分で記述します。文字数制限はどの大問も共通で、設問アは800字以内。設問イは800字以上1,600字以内。設問ウは600字以上1,200字以内。
また、論文の他に、論述の対象とする構想,計画策定,システム開発などの概要(組込みシステムの場合は論述の対象とする計画又はシステムの概要)を解答する必要があります。設問は毎回共通なので、事前に解答を考えておくのが良いと思います。

合格基準は午前Ⅰ、午前Ⅱ、午後Ⅰの全てで6割以上かつ午後ⅡでランクAを取る(午後Ⅱは点数制ではなく、論文の内容によってランクA~Dにランク付けされる)ことです。また、合格だけを目指す場合特に気にする事ではありませんが、採点は午前Ⅰから順に行われ、どこかで合格基準に満たなかった場合はそれ以降は採点されず結果を知ることはできません。

勉強

プロジェクトマネージャ試験を受験した時は試験3週間前から始めて、それでもそんな前から勉強する必要が無いと感じたので2週間前から始めることにしました。

参考書は、TACのALL IN ONEにすることにしました。今までTACを使って合格できたので。

午前Ⅱ対策は今までの試験通り、参考書の午前Ⅱの部分を一周し後は毎日過去問を解きます。

ITストラテジスト試験に限ったことではないですが、午前試験は過去問と同じ問題が多数出題されるので過去問の数をこなせば合格点は取れるのです。

ITストラテジスト試験には、応用情報技術者試験情報処理安全確保支援士試験にあったような正答率や解説が確認できる便利な過去問道場のサイトは無いので、以下の2つのサイトを使いました。
ITストラテジスト過去問対策.comは、正答率を算出してくれるので問題は主にこちらで解き、情報処理技術者試験の勉強(過去問題)をやり直しのサイトには解説がついているので、間違えた問題確認しておきたい問題はこちらで解説を見ました。

午後Ⅰは、他の高度情報の試験と違って完全に知識不要で単なる国語の問題との意見を見ていたので、1週間前に1問解いてその意見が正しいことを確認し、対策は不要と判断しました。
とは言え、さすがに1問だけじゃ不安だったので試験前日にもう1問解きました。

午後Ⅱは、1週間前から参考書に載っている過去問の解答を読み始め書き方や考え方を勉強。
ITストラテジストの職務は完全に門外漢なので午後Ⅱが解答できるようになるのは期待していなかったのですが、過去問を見ているとほぼ同じ内容で問題に合わせて多少変えれば良さそうなことが分かったため、基本となる解答を1つ用意することにしました。

試験2日前に解答を用意し、しばらく手書きをしていなかったので手書きの練習も兼ねて試験前日は漢字の練習を行いました。

試験

午前Ⅰは免除なので10時過ぎに会場へ。

午前Ⅱは、過去問と同じ問題もありながら分からない問題も多く、合格できるか若干の不安を覚えました。

午後Ⅰは今までの試験と同様、どうせ問題をざっと見ただけでは難易度は分からないし、組込みシステムを除く3問ともを時間内に解くことは可能だと感じていたので、1問目から順番通りに解いて難しかったら次の問題を解く方式を採用。2問目までを解き終わり、6割は取れたか不安だが3問目を解く気力も起こらず途中退出しました。

午後Ⅱは、用意した解答に合う問題を選択しようと思っていたのですが合いそうな問題がなく、2問目が基幹システムの再構築という今仕事で行っている内容なので書けるかと考えましたが、未経験であるITストラテジスト的なことを1から考えるのは時間のロスが大きすぎると思い、1問目をなんとか用意した解答に合うよう頑張る方針にしました。

なんとか時間内に最後まで解答し終わり、残りの時間で文字数が足りなくならないよう微調整を行いました。

twitterITストラテジストで検索して他の人の感想を見ていると、自分の午後Ⅱの解答について具体的な数字も一切書いておらず施策に対する効果の指標についても的外れなことを書いておりITストラテジストの論文としてはあまりよくない解答だったと感じられ、不合格の予感を味わいながら帰路へ。

結果

合格発表までの2ヶ月間を悶々と過ごし結果は、無事合格でした。
やはり午後Ⅰの点数は低いですが合格できて良かったです。

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)

今の時代、ただ働いているだけじゃあまりお金を貯めることはできないので、少しでも貯められるよう知識を身につけるために受験することにしました。

2級ファイナンシャル・プランニング技能士

2級ファイナンシャル・プランニング技能士なんて仰々しい名称ですが、一般的にはファイナンシャルプランナー2級(以下FP2級)と言われているものです。

受験資格

FP2級には受験資格が必要となります。

受験資格となるものは大きく分けて3つあり、どれかを満たしている必要があります。
簡単に記載すると、AFP認定研修の修了、FP3級の合格、 FP業務に関し2年以上の実務経験があるです。

FP業務の範囲は広く取られており、自己申告で書類等は何も必要がありませんので一度該当業務を確認すると良いと思います。
私はFP3級に合格し受験資格を得ました。

試験概要

FP2級は学科試験と実技試験があり、両方に合格する必要があります。

学科試験と実技試験は同日に行われており一度に受験も可能ですが、どちらかのみを受験することも可能です。
これは、学科試験と実技試験を一度に合格する必要はないのが理由で、どちらかを合格した場合その試験は合格した試験実施日の翌々年度末まで免除となります。

試験は例年1,5,9月の年3回行われています。

FP2級は2つの団体が試験を行っており、学科試験は共通ですが実技試験は試験範囲や問題等が異なっております。

学科試験

2時間で4択問題を60問解きます。
合格基準は6割の36問正解で合格です。

試験範囲としては、ライフプランニングと資金計画、リスク管理、金融資産運用、タックスプランニング、不動産、相続・事業承継であり1,3級と同じですが、選択肢の数が少なかったり問われている内容の難易度が違います。

実技試験

実技試験と言っても、実際にFP業務を行うわけではなくペーパー試験です。
ただ、選択問題だけでなく計算結果等を解答する記述問題もあります。

試験範囲や問題等は、前述したとおり団体によって異なっています。
一般社団法人金融財政事情研究会(以下きんざい)が個人資産相談業務、中小事業主資産相談業務、生保顧客資産相談業務、損保顧客資産相談業務の4種類、特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(以下FP協会)が資産設計提案業務の1種類の計5種類あります。

どちらで受けても時間は1時間半ですが、問題数と合格基準は、きんざいが15問で50点満点中30点。FP協会が40問で100点満点中60点です。
15問、40問と言っていますが、小問がある問題もあるため実際の回答数は多くなり小問自体の問題数は決まっていません。

出題範囲はきんざいの方が狭いですがその分難しい問題も出ています。
どちらを受験するか、どの種類の受験をするかは、自分が深く勉強したい分野や問題の相性等を勘案してきめるのが良いでしょう。

また、中小事業主資産相談業務は1,9月、損保顧客資産相談業務は9月のみの試験となっている点も注意する必要があります。

勉強

参考書はみんなが欲しかった! FPの教科書を使用しました。

FP3級でもこのシリーズを使用し合格したので、この参考書にしました。

1ヶ月前から勉強を始めようと参考書を見たのですが内容は3級と被る部分が多かったのと、日商簿記2級より簡単という意見が多く簿記2級は3週間で合格したため、3週間やれば十分だろうと3週間前から始めることにしました。

参考書はFP2級の試験範囲に沿って6章に分かれており、1章1時間半ほどで読めたので1日に1章ずつ読み進めとりあえず1周しました。

FP2級ドットコムという過去問と解説を無料で公開しているサイトを用いて解いてみたところ、余裕で合格できそうでしたので、それ以降は勉強したことを忘れない程度になるべく毎日過去問を解くようにしました。
早く勉強を始めると勉強したことを忘れないようにするのが大変なので、なるべく勉強開始を試験日に近くしたいんですよね。

基本的に1日に少ししか問題を解かないのでランダムに問題が出るようにしていたのですが、試験はだいたい何問目にどんな問題が出るか決まっていてランダムだとその傾向をつかめないので、最新4回分はランダムではなく通しで解くようにしました。

試験

FP3級の時に試験開始30分前にならないと教室に入れなかったので30分前に着くようにし、ちょうど教室が解放された時間ぴったりに教室に着きました。

午前の学科試験が始まり解いていくと、確信を持って回答できない問題も多かったですがおおむね過去問通りで、1時間程度で解き終わり不合格になる不安もなく途中退出しました。

昼休みに解答速報で自己採点し、52/60で余裕で6割を超えており一安心。
ちなみに、FP3級の時は大半の人が途中退出可能になる1時間後に退出していましたが、FP2級ではパラパラといった感じでした。

午後の実技試験も何問か過去問より捻った問題が出ましたがおおむね過去問と大差ない問題で、1時間かからず解き終わり途中退出しました。
実技試験は配点が公表されないので予想配点ですが、自己採点では94/100。

合格発表までマークミスの不安がありましたが、無事合格でした。
得点も自己採点通り。

おわりに

難易度としては、参考書を1周して過去問を数回分解けば十分合格可能だと思います。
よく比較される簿記2級は択一問題もなくまぐれで正解できる問題が少ないため、FP2級の方が断然簡単です。

FP3級の内容は常識として知っていて良い内容でしたが、FP2級の内容は別に知らなくても良い内容が多いので、一般人が自分のために金融系の知識をつけたいといった動機ならFP3級で十分だと感じました。

G検定

会社で評価面談の際に頑張ってるアピールするために、会社の推奨資格の中で簡単そうだったので取ることにしました。

G検定

日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施しているディープラーニングに関する知識について問う検定で、JDLA Deep Learning for GENERALという名称も使われています。

年3回、3,7,11月に実施されており、120分で220問程度の多肢選択式問題を解きます。
220問程度とあるように、毎回220問というわけではありません。受付完了時のメールにその回の設問数が記載されており、私が受験した回は191問でした。

オンライン受験のためどこでも受験することができ、試験中にネットでの検索や参考書の閲覧が可能な試験となっています。

受験費用は13,200円(学生は5,500円)ですが、2年以内の再受験だと半額になったり、指定されている講習を受けると割引されたりします。

合格基準は示されておらず、一般的に7割程度ではないかと言われています。
合格率は65%程度。

勉強

G検定に合格している友人にG検定の難易度を聞いたところノー勉でも受かるとのことでしたが、さすがに1万円以上払っている試験をノー勉で挑んで万が一落ちたら目も当てられないので、最低限参考書を1周することにしました。

参考書として、いわゆる黒本として有名な徹底攻略ディープラーニングG検定ジェネラリスト問題集を使用しました。
参考書と言っていますが、本のタイトルの通り問題集です。

G検定と同じく自宅受験で黒本1周で合格したJava SE Bronzeが6時間程度の勉強時間だったことを考え、2日前から始めることにしました。
本当は1日前から始めようと思ったのですが、試験日が土曜日で6時間の勉強時間を確保するとなると1日前では足りなそうだったので。

なんだかんだあり実際は4時間ほどしか勉強できず、黒本も1周すらすることはできませんでした。

試験

上述したように、試験中にネットでの検索や参考書の閲覧が可能な試験となっており、試験中に検索しやすいようG検定で出る内容がまとまったサイトなどが多数あります。

先ほどの問題集も、Kindle等の電子書籍やPDFを購入して試験中に検索しやすいよう準備しておくことを推奨している人もいます。

私は、一応G検定で出る内容がまとまったサイトを1つ開いておきました。

試験は13時開始となっていますが、12時50分から開始できるようになっています。
13時になったら待機画面から問題に切り替わると思っていたので少し驚きました。

実際に解いていくと、いかに勉強したかではなくいかに素早くGoogle検索して内容を理解できるかの試験だと感じました。
問題集で勉強した内容や開いておいたサイトに書いてある内容も確かにあるのですが、そうではない内容も多く、かなりの数をGoogle検索しました。

また、個人情報保護や著作権等の法律の問題も多く出題され、ディープラーニングという技術のみを注目しがちだけれど、ディープラーニングを使用する実社会も意識する必要があるのだなと認識させられました。

そうこうしているうちに、なんとか試験時間内に全問解き終わることができました。

G検定は220問程度と問題数が多いのですが、同じ内容の問題が複数回出題されていたりと問題の水増し感が気になりました。
そんなことをするくらいなら試験時間も問題数も少なくしてほしかったです。かなり疲れました。

結果は合格です。
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おわりに

ディープラーニングについて一通りの基本的なことについて知りたいのなら、G検定を活用するのは良いのではないかと思います。

合格対策としては、Google検索を素早く行うためのタイピング練習をお勧めします。

3級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP3級)

今の時代、ただ働いているだけじゃあまりお金を貯めることはできないので、少しでも貯められるよう知識を身につけるために受験することにしました。
本当は2級を受けたかったのですが、2級には受験資格が必要で私が2級を受けるには3級に合格するしかなかったので、3級から受験することに。

3級ファイナンシャル・プランニング技能士

3級ファイナンシャル・プランニング技能士なんて仰々しい名称ですが、一般的にはファイナンシャルプランナー3級(以下FP3級)と言われているものです。

FP3級は学科試験と実技試験があり、両方に合格する必要があります。

学科試験と実技試験は同日に行われており一度に受験も可能ですが、どちらかのみを受験することも可能です。
これは、学科試験と実技試験を一度に合格する必要はないのが理由で、どちらかを合格した場合その試験は合格した試験実施日の翌々年度末まで免除となります。

試験は例年1,5,9月の年3回行われています。

FP3級は2つの団体が試験を行っており、学科試験は共通ですが実技試験は試験範囲や問題等が異なっております。

学科試験

2時間で〇×の2択問題が30問。3択問題が30問の計60問を解きます。
合格基準は6割の36問正解で合格です。

試験範囲としては、ライフプランニングと資金計画、リスク管理、金融資産運用、タックスプランニング、不動産、相続・事業承継であり1,2級と同じですが、選択肢の数が少なかったり問われている内容の難易度が違います。

実技試験

実技試験と言っても、学科試験と同じくマーク形式で全問3択です。

試験範囲や問題等は、前述したとおり団体によって異なっています。
一般社団法人金融財政事情研究会(以下きんざい)が個人資産相談業務と保険顧客資産相談業務の2種類、特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(以下FP協会)が資産設計提案業務の1種類の計3種類あります。

どちらで受けても時間は1時間ですが、問題数と合格基準は、きんざいが15問で50点満点中30点。FP協会が20問で100点満点中60点です。

出題範囲はきんざいの方が狭いですがその分難しい問題も出ています。

どちらを受験するか、どの種類の受験をするかは、自分が深く勉強したい分野や問題の相性等を勘案してきめるのが良いでしょう。

勉強

参考書はみんなが欲しかった! FPの教科書を使用しました。

理由は、家の近くの図書館にFP3級の参考書がこれだけあったからです。
資格試験の参考書は基本的に図書館には無いのですが、それだけFP3級は受けられているということでしょうか。
ちなみに、FP2級の参考書はありませんでした。

いつから勉強を始めようか軽く勉強時間に関して調べたところ、1週間くらいで受かるという意見や日商簿記3級と同じかそれより簡単という意見がありました。
なので余裕を見て2週間前から始めようと思ったのですが、予約待ちしていた参考書が想定より早く借りることになってしまい図書館に参考書を返さなければいけないので3週間前から勉強を始めることにしました。

参考書はFP3級の試験範囲に沿って6章に分かれており、1章1時間ほどで読めたので1日に1章ずつ読み進めとりあえず1周しました。

FP3級ドットコムという過去問と解説を無料で公開しているサイトを用いて解いてみたところ、余裕で合格できそうでしたので、それ以降は勉強したことを忘れない程度になるべく毎日過去問を解くようにしました。
早く勉強を始めると勉強したことを忘れないようにするのが大変なので、なるべく勉強開始を試験日に近くしたいんですよね。

1日に少ししか問題を解かないのでランダムに問題が出るようにしていたのですが、試験前3日間は毎日1回分を解くようにして時間配分等を確認しました。

試験

想定より遠い場所で受けることになり、試験開始も早いため朝早く起きなければならず大変でした。

私の受験した会場はFP協会もきんざいもどちらも使用しているようで、受験生が想像より多かったです。

午前の学科試験が始まり解いていくと、初めの方の〇×問題が過去問にないような問題が多く、分からない問題が続いて少し焦ってしまいました。
20分ほどで解き終わり最終的には分からなかった問題は3割ほどと合格には問題なく一安心でしたが、twitterでも難しかったと言っている人が多かったです。

昼休みに解答速報で自己採点し、52/60で余裕で6割を超えており一安心。
ちなみに、学科試験は2時間ですが大半の人は1時間以内に解き終わり1時間後の途中退出が可能になった際に退出します。
また、FP試験は昼休みが1時間半と昼休みが長めなので、2時間半ほど暇になるため暇つぶしの方法を考えておいた方が良いです。(勉強していれば良いだけかもしれませんが)

午後の実技試験は過去問と大差ない問題で、20分ほどで解き終わり合格は確信できました。
解答速報の自己採点では19/20。

マークミスしていないか不安な日々を過ごし、合格発表日に確認すると無事合格でした。

おわりに

難易度としては、参考書を1周すれば十分合格可能だと思います。
6時間もあれば参考書は1周できますので、最悪一夜漬けも可能です。

よく比較される簿記3級は択一問題ではないので参考書を読むだけでは合格は難しいため、FP3級の方が断然簡単です。
個人的には運転免許の学科試験よりちょっと難しい程度に近いと感じました。

ただFP3級の資格自体に特に価値は無いと思いますが、取得するための勉強は今まで取得した資格の中で一番ためになると感じました。

正直、このレベルなら実生活でも必要な知識ですし高校の経済の授業で必修にしても良いのではと感じます。

プロジェクトマネージャ試験

意外なことにシステムアーキテクト試験に合格できてしまったので、プロジェクトマネージャの仕事は完全に未経験でしたがお試しで受験することにしました。

プロジェクトマネージャ試験

プロジェクトマネージャ試験では、プロジェクトの責任者として行うことに関する問題が出題されます。

試験は、午前Ⅰ、午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱの4つに分かれています。

午前Ⅰは、択一の30問を50分で解きます。内容は高度情報のいずれの試験でも共通で幅広い分野から出題されます。内容的には応用情報の午前問題と同じです。

午前Ⅰには免除制度が存在し、応用情報や高度情報のいずれかに合格するか、高度情報のいずれかの試験で午前Ⅰを合格点以上取って2年以内なら免除されます。詳しくは公式HPに載っていますので不安な方は確認すると良いでしょう。

免除申請は受験申し込みの際に行うので忘れないよう注意しましょう。

午前Ⅱは、択一の25問を40分で解きます。午前Ⅱからは各試験毎に試験問題が異なり、試験の特性に沿って内容が絞られます。プロジェクトマネージャ試験では、主にプロジェクト管理に関する用語の問題が出題されます。

午後Ⅰは、数十文字で答えさせる記述問題や択一問題等が含まれた大問が出題され、3問の中から2問を90分で答えます。

午後Ⅱは、論文試験となっており、3問の中から1問を120分で記述します。文字数制限はどの大問も共通で、設問アは800字以内。設問イは800字以上1,600字以内。設問ウは600字以上1,200字以内。
また、論文の他に、論述の対象とするプロジェクトの概要を解答する必要があります。設問は毎回共通なので、事前に解答を考えておくのが良いと思います。

合格基準は午前Ⅰ、午前Ⅱ、午後Ⅰの全てで6割以上かつ午後ⅡでランクAを取る(午後Ⅱは点数制ではなく、論文の内容によってランクA~Dにランク付けされる)ことです。

午後Ⅱについて補足しますと、ランクAのみで合格でランクB以下は不合格と聞くと完璧な論文を書かなければと思うかもしれませんが、ランク制になっているとはいえ他の合格基準から分かるように6割以上の出来なら合格するという原則に変わりはないはずです。
なので、完璧な論文を書かなければと身構えるのではなく、多少粗があっても字数が足りなくても問題に忠実に答えることだけを意識すれば合格基準に届きます。

ちなみに、合格だけを目指す場合特に気にする事ではありませんが、採点は午前Ⅰから順に行われ、どこかで合格基準に満たなかった場合はそれ以降は採点されず結果を知ることはできません。

勉強

システムアーキテクト試験を受験した時は1ヶ月前から始めて余裕があったので、3週間前から始めることにしました。

参考書は、TACのALL IN ONEにすることにしました。
応用情報技術者試験情報処理安全確保支援士試験システムアーキテクト試験でTACを使っており(システムアーキテクト試験ではTACの本は内容が薄いので使わない方が良いです)、本屋で確認した所、内容も充実していたので。

参考書の午前Ⅱの部分を一周し過去問を解いてみたところ問題なく合格点は取れ、参考書を再度読み直す必要は無さそうだったので、毎日過去問を解いて試験前日までに過去問を一通り解くことを目標にしました。
午前Ⅱの過去問は過去問道場で解くのがおすすめです。解説も充実しており、正解率等も出してくれます。

2週間前になり午後Ⅰの問題を解いてみたところ、単なる国語の問題だけでなくプロジェクトマネージャとしての考えが必要な問題もあり、解けない問題もありました。
ただ、対策するには経験を積むか参考書だけでなくプロジェクトマネージャについてより深く勉強する必要があり、そこまでするつもりはないので単なる国語の問題が確実に取れて6割以上になることを願って午後Ⅰ対策はしないことにしました。

午後Ⅱは、参考書に載ってる解答例が参考になるので1週間前から読み始め、試験前日には、どんな問題でもほぼ同じ内容が書けるため事前に準備できるプロジェクトの特徴を書き、書くことがありそうな難しい漢字の書き取り練習を行いました。
システムアーキテクト試験の時は漢字を思い出すのと書けない場合は類語を考えるのに時間を使ってしまったのも時間が足りなくなった一因なので、漢字の書き取り練習を行うことは結構大事です。

試験

午前Ⅰは免除なので10時過ぎに会場へ。

午前Ⅱは、過去問と同じ問題で6割以上あったように思えます。新規問題で分からない問題もありましたが、合格点は確実に取れたと思えました。

午後Ⅰは今まで同様1問目から順番通りに解いて難しかったら次の問題を解く方式を取りました。
1問目を解き終わり2問目に取り掛かりましたが、問1も問2も分からなかったので3問目を解くことに。
3問目を何とか解き終わり、分からない問題もありましたが6割は取れてるだろうしこれ以上考えても無駄かなと思い、途中退室しました。

午後Ⅱは、新卒で配属されてからずっと行っている案件が要件定義から無限に炎上してスケジュール押しまくりな案件で、もっとこうすれば良かったんじゃないかとの思いが多々あり、スケジュール管理に関する問題だけは書くネタがあるのでそれが出るよう(それ以外の問題は書けないから不合格確定)祈っていたところ、奇跡的にスケジュール管理に関する問題が出たので、その問題を選択することにしました。

問題内容はスケジュール管理の方法と遅延の発見、原因、対応と言ったオーソドックスなもので、特にプロットも作成する必要が無いと思いすぐに論文に取り掛かりました。

設問アが終わった時点で30分、設問イが終わった時点で70分、設問ウが終わった時点で90分と余裕で終わり、120分使ってもギリギリ書き終わらなかったシステムアーキテクト試験とは大違いで、前回受験時に途中退出してる人はどんな速度で書いてるんだとの疑問が解消されました。
やっぱりその場で論文ネタを考えていちゃダメですね。あらかじめ論文ネタを大量に用意しておかないと。

終わったと言っても、イもウも改行等を入れてギリギリ指定字数を超えているだけなので、何とか字数を増やす文言や言いかえを考え空白を含まず指定字数を超えるようにして試験終了10分前に途中退出しました。

結果

2ヶ月後の合格発表日。
システムアーキテクト試験の時よりは自信があったけれど、難関と言われている試験でもあるので合格できるか不安でしたが無事合格でした。

午前Ⅱも午後Ⅰも8割台と余裕を持って合格できてますね。

おわりに

今回は最初に書いた通り、システムアーキテクト試験があっさり合格できてしまったのでお試しで受験し、ダメで元々、ダメだったらきっぱり諦めようと思っていたのですが、運が味方して合格出来ました。

やはり高度情報試験に合格できるかは運が大きいですね。
感覚としては、努力:国語力:運=1:6:3 です。

そのキャラを好きになった理由が知りたい

この記事は、創作+機械学習 Advent Calendar 2021 - Adventarの2日目の記事です。
adventar.org

※この記事の技術的な説明、実験、結果等は全て雰囲気で書かれていますので、真に受けず雰囲気で読んでください。

好きなキャラクター

皆さんの好きなキャラクターは何ですか?

私は、グリザイアシリーズに登場する風見一姫が好きです。
twitterのアイコンも一姫で、参考として載せた画像はtwitterのヘッダーにしている、グリザイアの果実スピンアウト!? アイドル魔法少女ちるちる☆みちるのCGです。

ただ、一番好きなのは一姫と言っても、好きなキャラクターは他にもいます。
例えば、同じグリザイアシリーズに登場する小嶺幸(画像左)や周防天音(画像右。私のtwitterのユーザー名の元ネタでもあります)。

私のTLでは、改編期になると○○ガールズ(○○は投稿者の名前)と言ってそのクールで好きなキャラ4選を画像付きで投稿することが行われています。
この4選を見るとその人の好みの傾向が分かったり分からなかったりするので、なかなか興味深い風習だと思っています。

さて、そういった好きなキャラクターについての傾向について、私の場合はどんな要素が絡んでいるのか常々疑問に思っていました。
銀髪なら好き、巨乳なら好きと言った分かりやす基準の人もいますが、私の場合は上記の3キャラを見ても共通点は少なく基準も分かりません。

なので今回、良い機会なので機械学習を使って調べてみようと思います。

属性データ

キャラクター分類ではキャラクターの画像を使った分類が主流ですが、銀髪や巨乳と言った外見的特徴だけで好きかどうかが決まる人ならともかく、外見は好みじゃなくても内面を知って好きになることも多々ある私の場合は内面の情報も必要です。

そのため、キャラ属性王国というサイトの情報を使用しようと思います。

このサイトでは、各キャラについて外見的特徴だけでなく性格等の属性が登録できるようになっており、1万キャラ以上が登録されています。
現時点では風見一姫のデータは登録されていなかったので、以下は小嶺幸のデータの例です。
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今回はこの約100種の属性のうち何が重要視されて好きになっているのかを、機械学習を使って調べていきます。

方法

機械学習機械学習言っていますが、今回は機械学習の中でもランダムフォレストと言うアルゴリズムを使います。

ランダムフォレストについて簡単に説明すると、以下のような決定木と呼ばれる木を学習によって複数作成し、分類したいデータの分類結果を木毎に出して多数決を行う事によって最終結果を決定するアルゴリズムです。

決定木を作成する過程で、学習データからランダムにサンプリングしたデータのみを使用し、データ毎の特徴もすべて使用するわけではなくランダムに選択された特徴のみを使用することが、ランダムフォレストの特徴です。

決定木作成

作成準備

今回はなんとなく、キャラを大好き、好き、それ以外の普通の3段階にキャラを分けて決定木を作成することにしました。

大好きを90キャラ、好きを140キャラ、普通を262キャラ用意し、学習データ:テストデータ=8:2となるよう分割しました。

プログラム言語としてPython3を使用し、ランダムフォレストの実装にScikit-learnを使用しました。
木の深さや本数と言ったハイパーパラメータの調整にOptuneを使用し、深さは12、本数は800本としました。

作成結果

学習データに対する正解率は100%、テストデータに対する正答率は60.6%でした。
ここで、思ったより精度が出てるなどと油断してはいけません。
全てのキャラを普通だと判定しても5割は正解するのです。

テストデータに対する正答率の内訳を見て行きましょう。

  • 大好き:0/19キャラ 正答率0.0%
  • 好き :7/26キャラ 正答率26.9%
  • 普通 :53/54キャラ 正答率98.1%

やっぱり、主観で決まる好きかどうかを分類するのは無理がありましたね。もしかしたら、データを増やしたり手法を工夫したりしたら精度は出るのかもしれませんが...
とは言え、せっかくここまでやったので、上手く決定木が作成された体で最後までやっていきます。

さて、決定木は800本作成されていますが、例としてその内の1本を見てみることにしましょう。
PyDotPlusを使用してグラフを作成してみます。
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全てを見るには大きすぎるので、例として最上部付近について詳しく見て行きましょう。

1つのボックスに5つの情報が書かれています。
上から、質問、ジニ不純度、全学習データの内決定木を作成するのに使われたデータ数、全学習データの内訳、内訳の多数決結果です。

ジニ不純度について知りたい場合は、決定木アルゴリズムの重要度を正しく解釈しようの説明を参照してください。
このサイトには今回使用する重要度についての説明もありますので、雰囲気ではなくもうちょっと詳しく知りたい人はご覧ください。

話は戻って、作成された決定木を見て行きましょう。
まず、過去の質問に対して794以下か否かで分類が行われています。
この値は、キャラ属性王国の選択肢に割り振られた値を元にしているので、それについて詳しく見て行きましょう。

  • 151=身近な人を亡くした
  • 243=傷心
  • 390=特殊な年少期
  • 539=転勤族
  • 574=記憶喪失
  • 746=過去を悔いている
  • 759=悩みがある
  • 763=コンプレックスがある
  • 782=過去を乗り越えた
  • 806=悲劇的な過去
  • 814=過去に満足している
  • 826=心に穴があいている
  • 1066=転校生

過去についての選択肢と値の関係は以上のようになっているので、この木に関しては、悲劇的な過去、過去に満足している、心に穴があいている、転校生の4つのいずれかの場合、Falseとして右のボックスに分類されます。

このボックスでは出番に関しての質問によって、レギュラー出演か否かによって分類されます。
レギュラー出演ではない場合右のボックスに分類されますが、右のボックスは質問が無くこれ以上の分類は行われませんので、普通なキャラと確定します。

出番がレギュラー出演だった場合、特徴が不幸、多重人格、双子等であれば大好きなキャラと確定します。

上記のような感じで1本の木の中でも多くの分岐があり分類が決定し、分岐の数や方法が異なる800本の木による結果の多数決によって最終的な分類結果が決定します。

分析

重要度

Scikit-learnでは、決定木作成に使われた属性の重要度を簡単に知ることが出来ます。
重要度のTop5を見て行きましょう。
1位:出番
2位:方向性
3位:髪型
4位:役職
5位:志向

1位の出番は、先ほどの例でもありましたがレギュラー出演かどうかでしょうか。
ただ先ほどの例からも分かるように、レギュラー出演でなくても大好きなキャラはいますし、重要度だけ見てもその属性の何を見て好きかどうかを判断しているのかは分かりません。

寄与度

それぞれの属性には選択肢がいくつかありますが、全ての選択内容が同じだけ好感度に影響があるわけではありわけではありません。
例えば出番の選択肢に関してだと、レギュラー出演かどうかは好感度に影響がありますが、一瞬登場するキャラやサブキャラクターの場合は好感度に影響がなく、それらのキャラが好きな場合は他の要素が好感度に影響を与えたと言えます。

そういった選択肢毎の好感度に対する寄与度を見るために、部分依存グラフを見ます。
部分依存グラフについての詳細は、特徴量重要度だけで解釈するのはやめよう~部分依存グラフのすすめを参照してください。

それでは、1位の出番についてから見て行きましょう。

寄与度の数値が大きいほど寄与度が高いという事で、140の選択肢が最も寄与度が大きく、141の選択肢も若干寄与度がありますが、それ以外は特に寄与はしていないようです。
140の選択肢はレギュラー出演であるので、やはりレギュラー出演かどうかは大事だと示されました。
ちなみに、141の選択肢は活躍章があるです。

次に、2位の方向性について。

最も寄与度が高かった選択肢は、ガーリッシュでした。

3位の髪形について。

1000越えの選択肢はツーブロック等であり、好感度を下げる意味で寄与度が高いと思われます。
寄与度とは、他の属性に関係なくどれだけ分類が可能な選択肢かという意味であり、必ずしも好感度が高くなる選択肢の寄与度が高くなるとは限りません。
ちなみに、800辺りの山の選択肢は、おろしただけ、ツーサイドアップなので、こちらは好感度が高くなりそうな選択肢ですね。

4位の役職について。

0は何も選択されていない状態のことですので、役職は無い方が良いという事でしょうか。

5位の志向について。

最も寄与度の高い1,000強の選択肢はぶりっ子でした。こちらは好感度を下げそうです。
反対に、ほぼ同じ寄与度の1,000弱の選択肢は癒し系でした。こちらは好感度を上げそうですね。

まとめ

上記の結果から、レギュラー出演でガーリッシュでおろしただけかツーサイドアップで役職は無く癒し系なキャラが好きになりやすいという事でしょうか。

キャラ属性王国の登録内容を見ますと、小嶺幸はレギュラー出演以外は違いますし、周防天音もレギュラー出演と役職がないというだいたいのキャラに当てはまりそうなことしか合っていないのであまり当てにならなそうな結果です。

早く、好きになった理由が完全に分析されて、最高の容姿、性格等を兼ね備えたアンドロイドと幸せに暮らせるような世の中になると良いですね。